tarのブログるっ

メガネ男子のtarが書くブログです。

田原市博物館で「三河田原駅開業90周年企画展」がやっと見れたお話

ども、tar@メガネ男子でございます。つい先日大晦日と正月が来てたと思ったら、いつの間にか仕事始めから1週間経ってしまいました^^;

年の瀬から三が日にかけて、我が子の体調不良などがあり「今日こそブログ書くぞ」と思いながらも自身のブログから遠ざかってしまい、いつも読んでくださってる皆さんに年末年始のご挨拶もろくに出来ずに申し訳ないなぁと思っている次第です。遅くなりましたが、昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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博物館へGO!

さて、それでは本題に移ります。今回は田原市博物館で展示されている「三河田原駅開業90周年企画展」渥美線〜渥美半島と下界をつなぐ鉄路の物語〜にまつわる当家のお話をしようと思います。

時を少し遡ること昨年の12月28日、まだ我が子の体調が絶好調だった頃*1、家族たちからの「冬休みなんだからどこかに連れてってよ」攻撃を受けた私は1枚のパンフレットを差し出します。

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あ、パンフと一緒に写っている鉄道模型は渥美線を走っていた豊橋鉄道ク2751で、私の友人から頂いたものです。

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小鉄な我が子にこんなパンフレットをみせれば「お、父ちゃんいいネタ持ってきた! すぐ行くべしっ」となるわけで、我が家から片道約1時間かけて田原市博物館へ向かったのですが、そこで待ち受けていた現実はあまりにも残酷なものだったのです。

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こ、これは...がっくりする子供を目の当たりに、行こうと提案した父ちゃん立つ瀬なしっToT 博物館の付近を散策すると、池ノ原公園という中に抹茶とお菓子を立礼席(りゅうれいせき:机と椅子のお茶席)でいただける茶寮があるようなのですが、こちらも田原市で運営されているため休館..

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途方にくれる私たち家族を唯一出迎えてくれたのは、同公園の渡辺崋山*2だけ。

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崋山の幽居跡のそばで、もの寂しそうに佇んでいる銅像を眺めつつ、納得しない家族たちを連れてその日は帰路につくしかなかったのであります。

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博物館リベンジ

がっかり感満載で帰路についたあの日から約二週間が経ち、今度こそ渥美線展を見てやろうと田原市博物館にリベンジをかけてきましたw

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博物館の展示では渥美線の歴史が紹介されており、現在の渥美線は新豊橋駅から三河田原駅まで18kmの路線。戦前には渥美半島先端部まで引かれる予定だったそうですが、不況やバスとの競合で延長計画は断念、消滅してしまいました。展示を見た後に昔の渥美線のことを調べていたら、延長計画のあったところに鉄道路盤*3が現存しているそうで、こちらのブログで詳しく調べられていました。私的に古い建造物や産業遺産が好きなので、こういう記事は読んでるだけでワクワクしますね。

鉄道日記:渥美半島の鉄道計画 渥美線探訪記

また、過去に使われていた閉塞機とタブレット*4なども展示されていましたが、残念ながら博物館内の展示物を撮影することは禁止されていたので、写真に収めることはできませんでした。なので、写真を撮ることを許可されているものだけ収めてきましたので、少し紹介したいと思います。

展示室の入り口に渥美線のモックがあり、ここが撮影スポット。私も子供に乗務員さんの制服を着せて親バカ全開で写真を撮りまくったのですw

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また、渥美線の塗り絵が配られており、これに色を塗ると博物館に展示してもらえるのです。うちの子供も色を塗って提出してきました。もし渥美線の展示期間中に田原市博物館に立ち寄ることがあれば、うちの子供の塗り絵が見れますよ〜(なんの宣伝だよw)

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さて、前回の失敗を教訓に万全の態勢で臨んだつもりだったのですが、事前に調べていた割引のことを受付で伝え忘れてしまったため、2割引*5になるはずの入館料が通常の400円となってしまいました。むぅ、残念..

博物館からもらったお土産

博物館へのリベンジは成功したましたが、博物館からもらったお土産を使って、失われたお父さんの威厳を取り戻し、確固たるものにしたいと思いますw

ちなみにもらったお土産とはこちらの渥美線のペーパークラフト。まず下の写真は、小学校低学年の子供でも一人で作れるくらいの小さめのペーパークラフトです。

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そして次の写真は一般的な難易度と思われるペーパークラフトです。ペーパークラフトは何回か挑戦したことがあるので、「父ちゃん、いいトコ見せないとっ」ねw

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ちなみに、小さめのペーパークラフトは子供自身が組み立てまして、下の写真のようにこんな感じに仕上がりました。本人の意思で糊を使わずにセロファンテープで貼り付けるという荒技で組み立てた一品w うーむ、もう少し丁寧に作業してほしいものです^^;

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さて、私の方もペーパークラフトを組み立てていきます。パンタグラフはこんな感じに仕上がりました。

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まあ、細かな作業が得意じゃないのですが、細かな切り抜きができるハサミを使うことと、折り目は定規を使って丁寧に作業するってことを心がけてやってるくらいです。台紙からエアコンなどのパーツを切り抜いては糊で貼り付けて組み立てていくと、徐々に形が見えてくるので楽しいですよね。

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はい、組み立て完成〜遠目に見るとそれっぽく見えるんですが..

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近寄って見ると、のりしろが見えていたり、歪みがあったりして荒い完成度ですね^^;

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まあ多少の歪みくらいを気にしてても、このペーパークラフトはこの後、子供のおもちゃになって想像を絶するほどボロボロになってしまうのですが..ToT

あとがき

やはり最近ブログを書いていなかったせいで、文章の組み立てたりする感覚が鈍っている気がしてきました。けどブログの更新が滞っている間も少しではありますが、購読してくださる方が増えてるんですよね。ホント、ありがたい限りです。

もう少し気負わずにブログを書いて更新頻度を増やしたいなと思うところですが、逆に役に立たないブログ記事で更新頻度を増やしたら購読者数が減ったりしてw

それでは今回はこの辺で。

改訂新版 データブック日本の私鉄 (NEKO MOOK 1836)

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TOMYTEC 鉄道コレクション【第6弾 開封販売】豊橋鉄道(ク2751)(鉄コレ)

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*1:まるで子供が不治の病にでもかかったような書き方をしていますが、年の瀬に体調を崩した時の診断名はあんころ餅を食べ過ぎから来た急性胃腸炎とのことで、現在は父からおやつを奪うくらいに全快してます。

*2:江戸後期の武士で画家で蘭学者。博物館のある愛知県田原市にゆかりがある。詳しくはウェブ(渡辺崋山 田原市博物館)へ。

*3:路盤=軌道や枕木やバラスト(砕石や砂利)のしたの地面。

*4:1区間に2つ以上の列車が入らないようにする仕組み、コンピュータシステムでいうところの排他制御。(閉塞 (鉄道) - Wikipedia)

*5:今回の渥美線展では鉄道系ICカードを提示すると2割引になります。それ以外にもこちらのクーポンで常時2割引になるようです→田原市博物館/吉胡貝塚資料館 ご優待割引券|田原市博物館

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