前回までで、一通りの説明は終わってますが、添付したファイルを削除する機能をつけたいと言う要望がある場合に、削除ボタンを用意しておきましょう。
◆添付削除ボタン
それでは、フォームにホットスポットボタンを作成し、以下の式を記述してみましょう。
---削除ボタン
1: @If( @IsDocBeingEdited;
2: "";
3: @Return("")
4: );
5:
6: @SetField( "処理フィールド番号" ; "1" );
7: @SetField( "添付ファイルパス" ; "" );
8:
9:
10:strFieldNum := 処理フィールド番号;
11:strFilePath := 添付ファイルパス;
12:
13:@SetField( "attach" + strFieldNum ; "1" );
14:@Command( [RefreshHideFormulas] );
15:@Command( [EditGotoField] ; "添付" + strFieldNum );
16:@Command( [EditSelectAll] );
17:@Command( [EditInsertText] ; " " );
18:@Command( [EditSelectAll] );
19:@Command( [Clear] );
20:
21:@SetField( "attach" + strFieldNum ; "" );
22:@Command( [ViewRefreshFields] );
23:@SetField( "ファイル名" + strFieldNum ; @Right( strFilePath ; @FileDir( strFilePath ) ) )
---
基本的には、添付処理と同様の処理になっています。前回も説明しましたが、17行目の空白を入れる処理を実行しているのは、直接 Clear すると、添付ファイルを削除していいか確認するダイアログが表示された為だったと記憶してます。
また、2つ目、3つ目の添付する欄を用意したい場合は、番号が入っているフィールドとボタンをコピーして番号を変更し、各ボタンの6行目で変更した番号を入れれば使いまわしが出来ます。
一応、7回にわたって「ファイルの添付を1つだけ許可する」を説明してきましたが、お役に立てたでしょうか?
早いものでもう年末ですね。ホント、一年早かったなぁ。それでは良いお年を!