ファイルの添付を1つだけ許可する(その5)
さて、前回までで、添付ファイルパスを取得して、本体フォームのフィールドに入れることが出来たと思います。
今回は、添付するフィールドの制御についての説明です。
◆リッチテキストフィールドを処理時だけ表示させる
最初の頃の説明で、本体フォームに「添付1」というリッチテキストフィールドを用意してあります。目的は、このリッチテキストフィールドには添付ファイルを1つだけ許可するので、常に表示されているといくつでも添付できてしまいますね。
ということで、「添付1」フィールドの段落の非表示式に以下の式を追加して、編集モード時は表示されないようにします。
---
1:@If(
2: @IsDocBeingEdited = @False;
3: @False;
4: attach1 = "1";
5: @False;
6: @True
7:)
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2行目では、編集モード以外、つまり閲覧モードでは @False としてフィールドを表示させています。
4行目で、「attach1」フィールドに"1"が入っている場合は、フィールドを表示させ、それ以外なら、非表示となりますね。
これで、「attach1」フィールドに"1"が入っている間は、このフィールドに添付させることが出来る訳です。
やはり、わりといい加減な説明になってしまいましたねぇ。
次回は、最初本体フォームに用意したサンプルのボタンのロジックを拡張していきます。